ネット上では同義として扱われがちな「自粛警察」と「不謹慎厨」ですが、その攻撃対象と行動様式には明確な相違点が存在します。不謹慎厨と自粛警察の違いを整理すると、以下の対比が浮かび上がります。
自粛警察は、感染症流行時などに「営業を続けている店舗」や「県外ナンバーの車」といった目に見える行動・規範違反を私的に監視・制裁する傾向があります。法的な強制力がない要請に対して、勝手な取り締まりを行う自警団的な動きが中心です。
一方の不謹慎厨は、物理的な行動そのものよりも「感情」「空気」「表現」に対する言葉狩りを主目的としています。被災地から遠く離れた場所での平穏なランチ写真、新作ゲームの発売告知、笑顔のセルフィーなど、実害のない日常描写に対して「この状況で笑うな」と感情の統一を強制してくる点が、より粘着質で陰湿であると評されます。