ネット上で囁かれる「ボブは小顔の人しか似合わない」という説は、プロの視点から見れば明確な誤解です。ボブ似合わない理由として挙げられる要因の多くは、以下の3つの盲点に対処していないことにあります。
1. 「毛量と髪質」を無視したワンレングスカット
くせ毛や剛毛の人が段差(レイヤーやグラデーション)を一切入れずにワンレングスでカットすると、毛先が傘のように広がってしまいます。内側の毛量を間引くインナーセニングや、毛先をなじませるスライドカットが不可欠です。
2. スタイリング剤の質感ミスマッチ
2026年のトレンドボブにおいて、カットと同じくらい重要なのがスタイリング剤の選定です。重すぎるヘアオイルを細毛につけると頭頂部が潰れて顔が大きく見え、逆に乾燥毛に軽すぎるミルクをつけると横に膨張します。自分の髪質に適したセット力を選ぶことが完成度を左右します。
3. 生え際と襟足の生え癖の見落とし
襟足が上に向かって生えている場合、短く切りすぎると毛先が浮いてしまい、首元に収まりません。カット前のカウンセリングで生え癖を正確に見極める必要があります。