連載終了から年月が経過してもなお、『ボボボーボ・ボーボボ』の人気投票ネタはインターネットのカルチャーと強烈に結びついています。ソーシャルメディアや掲示板(5ch・旧2ch)、質問サイト等におけるファンの反応を検証すると、この作品がいかに特異な受容をされているかが浮き彫りになります。
エイプリルフールとソシャゲコラボで見せた「公式の悪ノリ」
2026年の作品20周年記念、そしてソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』とのエイプリルフールコラボレーションにおいて、公式は再び「ボーボボ人気投票」のパロディを仕掛けました。
ゲーム内イベントの選択肢や演出に「ボーボボ」「首領パッチ」「ところ天の助」の狂気がそのまま移植され、X(旧Twitter)では「人気投票1位〜5位独占」の画像が数万リツイート規模で拡散。当時を知らないZ世代のユーザーからは「コラ画像だと思っていたら公式の原作扉絵だった」「作者の正気を疑う(褒め言葉)」といった驚嘆の声が相次ぎました。
「つけもの」を巡るネットコミュニティの連帯感
ネット上のファンの間では、「人気投票といえばつけものに投票するのがボーボボ読者の義務」という暗黙の了解が形成されていました。読者アンケートハガキというアナログな媒体を通じて、読者が作者の不条理な世界観に「ボケを返す」という双方向のコミュニケーションが成立していたのです。