風向きが劇的に変わったのは、連載中盤の累計部数伸び悩み期を乗り越え、TVアニメ第1期の放送が開始された2019年春のことだ。アニメ放送直前から掲載順位は巻頭グラビアやセンターカラーを頻繁に獲得し始め、それまでの後方待機が嘘のようにジャンプ誌面の上位へ固定されるようになる。
アニメ第19話「ヒノカミ」の放映をきっかけにSNS上で空前の爆発が起きると、掲載順も一気にトップ3に君臨。かつて「ドベ」を危ぶまれた作品が、ジャンプの最高権威である「巻頭カラー」を連発するモンスタータイトルへと変貌を遂げた。この掲載順の垂直立ち上がりは、ジャンプの歴史においても極めて異例の現象として語り継がれている。