表参道のメインストリート沿いに位置する伊藤病院が、平日・土曜を問わずこれほど混雑する最大の要因は、バセドウ病や橋本病といった甲状腺疾患に特化した日本トップクラスの専門性と、徹底的に効率化された院内ラボ機能にあります。
甲状腺ホルモン(FT3、FT4、TSH)や抗体検査の数値は、一般的なクリニックでは外注検査となり結果判明までに数日から1週間程度かかるケースが少なくありません。しかし伊藤病院では、院内の大型自動分析装置によって血液検査の当日結果がわずか45〜60分程度で出力されます。これにより、「採血→結果待ち(外出可能)→当日の診察・処方決定」までが1日で完結するため、遠方からの来院者を含めた膨大な患者が集中する構造になっています。
さらに、甲状腺疾患は動悸、倦怠感、体重変動、不妊など不定愁訴と重なりやすく、他科で原因不明と診断された患者が最終的な確定診断を求めて集まる点も、慢性的な高需要を維持している背景です。