避難所での性被害を防ぐためには、環境整備(ハード面の対策)を迅速に行うことが不可欠です。内閣府の指針でも、初期段階からのゾーニングが強く推奨されています。
まず必須となるのが、女性専用スペースの確実な設置です。更衣室や授乳室、女性専用の居住エリア・物干しスペースを男性立ち入り禁止区域として明確に区分けし、パーテーションや段ボールベッドで外からの視線を完全に遮断します。入口には張り紙やパーテーションを二重に配置し、中が見えない構造を作ります。
特に危険度が高いトイレの防犯対策も見逃せません。男女別の配置はもちろんのこと、男性用と女性用の距離を離し、夜間でも明るい通路を確保することが原則です。個室には内鍵が確実に機能するかを確認し、簡易的な人感センサーライトや防犯カメラの設置、非常用ブザーの配備を進める必要があります。