大手Q&Aサイト(知恵袋など)やSNSコミュニティを調査すると、「ベロの右側が痛い」という悩みに対して、自己流の対処で時間を浪費してしまった体験談が多数見受けられます。
ある40代男性の投稿では、「右側の舌の縁が白く痛んでいたが、市販の口内炎パッチとビタミン剤で1ヶ月放置した。痛みが引かないため口腔外科を受診したところ、ステージ2の舌がんと診断され、右側舌部分切除の手術を受けることになった」という生々しい告白が綴られています。一方で、「舌がんを心配して何件も病院をハシゴしたが、最終的に右下の親指ほどの親知らずが横向きに生えて舌を圧迫していただけで、抜歯したら翌日に痛みが消えた」という事例も目立ちます。
ネット上の情報に踊らされ、過度にパニックに陥ることも危険ですが、「口内炎だから放っておけば治る」という根拠のない楽観視もまた、取り返しのつかない事態を招きます。自覚症状の強さと病気の重症度は必ずしも比例しないという点が、口腔疾患の最も恐ろしいリアルと言えます。