現行W223型の室内空間に乗り込むと、歴代Sクラスが築いてきたクラシカルな贅沢さから、「ハイテク・ラグジュアリーラウンジ」への完全なパラダイムシフトを実感させられます。
センターコンソールには12.8インチの大型有機EL(OLED)タッチディスプレイが鎮座し、第2世代MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)が直感的な操作を実現。夜間にはアクティブアンビエントライトが車内を包み込み、エアコン温度の変更や安全警告と連動して光が流れる演出が施されています。
走行性能における最大のハイライトは、オプション設定される「リア・アクスルステアリング(後輪操舵)」です。最大4.5度(一部仕様では最大10度)後輪が切れることで、全長5.2mを超える巨体でありながら、Cクラス並みの最小回転半径(5.4m)で狭い路地や駐車場を軽快にクリアします。高速域での吸い付くようなスタビリティと、取り回しの劇的な向上は、一度味わうと後戻りできない完成度を誇ります。