日本中に衝撃を与えた最大の焦点は、「なぜ父親は山中に息子を置き去りにしたのか」という動機でした。父親が語った経緯によると、一家はその日、鹿部町の公園や温泉を訪れていました。その際、大和君が周囲の車や通行人に向かって小石を投げつけるいたずらを繰り返したといいます。
父親は何度も口頭で注意したものの、いたずらをやめなかったため、父親は強い態度で叱責することを決断しました。帰宅途中の人気のない林道に車を止め、大和君を車外へと降ろして車を数百メートル前進させました。父親としては、「恐怖心を与えることで反省を促し、すぐに戻って拾い上げるつもりだった」と供述しています。
同乗していた母親も父親の行為を制止しきれず、わずか数分後に引き返したときには息子の姿が消えていました。父親の名前や顔写真が報道される中、当初「山菜採り」と虚偽の通報を行った理由について、父親は「自分の行き過ぎたしつけが原因だと知られれば世間からどう見られるか、恥ずかしさと恐怖があった」と涙ながらに吐露しています。