バラエティタレントとしての鮮烈なデビューを経て、現在の北村まりこは舞台や演劇の世界へと軸足を移している。テレビカメラの前で繰り広げるコミカルなトークとは一線を画し、小劇場から中劇場まで、泥臭く稽古を重ねるストイックな日々を送る。
彼女が選んだのは、親の知名度に頼る安易な道ではない。自らの身体と声を使って役柄を演じ切る演劇の現場で、着実に演技力を磨いてきた。近年はストレートプレイのみならず、歌唱力を活かしたミュージカル作品にも意欲的に挑戦。関係者の間では「稽古場に誰よりも早く入り、演出家のダメ出しにも一切弱音を吐かない」と評されるなど、職人気質の女優として評価を高めている。
作品によってはHuluなどの動画配信サービスでアーカイブ配信されることもあり、劇場に足を運べないファンからも「テレビに出ていた頃と別人のような迫力がある」と反響を呼んでいる。