広大な嘉手納空軍基地と背中合わせに広がるこの街は、米軍の影響を強く受けながら、多様な文化を混ぜ合わせる「チャンプルー文化」を開花させてきた。かつて兵士たちが夜な夜な繰り出したパルメラ通りやゲート通りには、本場のAサインステーキハウスやタコス店、多国籍なパブが立ち並び、今なお独特の異国情緒を漂わせている。
一方、沖縄市役所を中心とした周辺エリアでは、2026年に向けた都市再開発プロジェクトが本格化している。老朽化した建物の建て替えや歩道のバリアフリー化が進むと同時に、歴史的な景観を保全する試みが進行中だ。基地への経済依存から脱却し、地域の歴史的遺産と現代エンタメを融合させた新たな観光資源の開発に、地元商工会も熱い視線を注ぐ。