インターネット上の情報やSNSでは、バスケインナーに関して一部誤った認識が散見されます。正しい知識を持たずに導入すると、かえってパフォーマンスを落とす結果になりかねません。
代表的な誤解が「着圧が強ければ強いほど疲労回復効果が高まる」という言説です。過度な締め付けは毛細血管を圧迫して局所的な血流停滞を引き起こし、筋痙攣(足のつり)やしびれの原因になります。適切なサイズ選びの目安は、「皮膚に軽くフィットし、動いてもズレないが、呼吸や関節の曲げ伸ばしに一切抵抗感がない状態」です。
また、「安価な一般的な吸汗インナーなら何でも同じ」というのも誤りです。バスケットボール特有の激しい前後左右のステップや接触を想定していない汎用インナーは、縫い目(シーム)が肌に擦れて靴擦れのような炎症を起こしたり、摩擦ですぐに穴が開いてしまったりします。スポーツ専用に開発されたフラットロックシーム加工や耐摩耗性素材を採用したモデルを選ぶことが、長期的なコストパフォーマンスにもつながります。