バセドウ病になりやすい性格の真相|几帳面な人が陥るリスクと初期症状

バセドウ病になりやすい性格の真相|几帳面な人が陥るリスクと初期症状

今注目を集めている バセドウ病になりやすい性格の真相|几帳面な人が陥るリスクと初期症状について、詳しいまとめをご紹介しています。

ネット上や患者コミュニティで広く語られる「真面目な人がバセドウ病になりやすい」という言説。結論から言えば、性格そのものが遺伝子を書き換えるわけではありません。しかし、内分泌内科や心身医学の臨床現場において、真面目几帳面ストレスが自己免疫システムの破綻を招く決定的な契機になることは広く認知されています。

医学的にバセドウ病は、甲状腺を刺激する自己抗体(抗TSH受容体抗体:TRAb/TSAb)が作られ、甲状腺ホルモンが過剰分泌される疾患です。発症の背景には遺伝的素因が存在しますが、それだけで発症するわけではありません。決定打となるのが「感染症」「妊娠・出産」、そして「過度な精神的・身体的ストレス」です。

責任感が強く几帳面な性格の人は、問題を一人で抱え込み、休養を後回しにして限界まで走り続ける傾向があります。持続的な高ストレス状態に晒されると、自律神経系や視床下部-下垂体-副腎皮質系(HPA系)が過剰に興奮し、免疫調整を司る制御性T細胞の機能が低下します。その結果、本来抑え込まれているはずの自己抗体産生に歯止めが利かなくなり、バセドウ病ストレス原因として甲状腺機能亢進症が顕在化するのです。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。