中国の若者の間で流行した「躺平(タンピン=寝そべり主義)」。出世競争や結婚のプレッシャーを放棄し、最低限の生活を送るライフスタイルだ。この思想を持つ若者たちにとって、日本は非常に魅力的なユートピアに映る。
アニメやゲームといったサブカルチャーの聖地であることはもちろん、コンビニの利便性、他人に干渉されない社会の空気感が、彼らにとっての「生きやすさ」を提供している。アルバイトをしながら都内のアパートで静かに暮らす、そんな「普通の生活」を求めて、ワーキングホリデーや留学制度を利用して来日する若者が後を絶たない。