ネット上の掲示板やSNSでは、「日生学園は刑務所や少年院と同じだった」「不祥事で強制閉校になった」といった極端な噂が散見されますが、これらには事実と異なる誤解が含まれています。
まず、日生学園は法的に文部科学省の認可を受けた正規の私立高等学校であり、少年院などの矯正施設ではありませんでした。当時、家庭や地元校で手に負えなくなった生徒を抱える保護者からの需要が非常に高く、入学倍率も決して低くありませんでした。親がすがる思いで高額な学費を支払い、子どもの更生を託した私立校というのが正確な位置づけです。
また、「日生学園の閉校・改名理由」についても、暴力事件による行政処分などで強制閉校されたわけではありません。1990年代以降、体罰や過度な精神論に対する社会的な批判が高まり、少子化の進展も相まって従来のスパルタ教育モデルが生徒募集において通用しなくなったことが最大の要因です。
学園側は時代のニーズに合わせて教育方針を180度転換。管理教育から生徒の個性を尊重する自由な教育へと舵を切り、イメージ刷新を図るために「第一高等学校は桜丘高等学校へ」「第二高等学校は青山高等学校へ」と改名を行いました。現在では、かつての面影を感じさせない穏やかで充実した教育環境が整備されています。