館内に一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが、浜名湖の水の中をそのまま切り取ったかのような迫力ある大水槽だ。ゆったりと泳ぐ魚たちの姿に大人の足も自然と止まる。だが、ウォットの神髄は単に見るだけの展示にとどまらない。
訪れる人々を魅了してやまないのが、工夫を凝らした大水槽・タッチプール展示だ。ここでは、足元の浅浅としたプールを泳ぐ星型のアメフラシや小魚たちに、直接自分の手で触れ合うことができる。冷たい水の中にそっと手を差し入れた瞬間、指先をかすめる魚の感触。小さな子供たちが驚きと興奮で歓声をあげるのも無理はない。ガラス越しでは決して味わえない「生きているリアル」が、そこにはある。