「尼崎」と名の付く代表的な駅として、必ず比較対象に挙がるのがJR尼崎駅と阪神尼崎駅です。地図上では同じ尼崎市の中心駅に見えますが、両駅は約2キロメートル離れており、街の雰囲気や利便性のベクトルは明確に異なります。
JR尼崎駅は、かつての工場跡地を活かした大規模再開発によって大型商業施設「あまがさきキューズモール」やタワーマンションが林立する近代的なベッドタウンへと変貌を遂げました。東海道本線・東西線・宝塚線が交差する交通の要衝で、新快速を利用すれば大阪駅まで1駅・約5分で直結します。
対する阪神尼崎駅は、尼崎城下町としての歴史を受け継ぐ行政・商業の中心地です。尼崎市役所の出張機能や公共施設が集約され、駅から西側には関西有数の規模を誇るアーケード街が連なります。交通面では阪神本線と阪神なんば線の分岐駅となっており、大阪梅田駅へ直通約8分、大阪難波駅へ約15分、さらに神戸三宮駅や近鉄奈良方面へもダイレクトにアクセスできるマルチな分岐ターミナルとして圧倒的な機動力を誇ります。