阪大歯学部病院を受診する際、真っ先に確認すべきは「紹介状(診療情報提供書)」の有無です。同院は特定機能病院や高度医療機関としての役割を担っており、地域の歯科診療所との機能分担を推進しています。そのため、紹介状を持たずに直接受診する場合、通常の保険診療自己負担分とは別に「初診時選定療養費」として定額の自費負担が発生します。
選定療養費は医療制度改革に伴い改定が進んでおり、歯科における紹介状なしの初診負担額は5,500円(税込)以上に設定されています。余計な医療費を抑え、これまでの治療経緯を正確に引き継ぐためにも、近隣の歯科医院で紹介状を作成してもらった上で受診することが鉄則です。
初診予約のフローは診療科によって異なります。一般歯科治療や難治性の口腔疾患を扱う各専門外来では、紹介状を持つ医療機関からの事前予約(地域医療連携経由)が推奨されています。患者自身が電話等で予約を取る場合も、手元に紹介状を用意した上で専用窓口に問い合わせることで、スムーズな案内が可能となります。