坂本勇人と田中将大の原点は、兵庫県伊丹市立昆陽里(こやのさと)小学校時代に所属していた少年野球チーム「昆陽里タイガース」にあります。1988年生まれの同級生である2人は、小学校1年生の時に出会い、本格的に野球を始めました。
現代のファンにとって「投手・田中将大」「遊撃手・坂本勇人」という姿が見慣れた光景ですが、当時の昆陽里タイガースでエースピッチャーを務めていたのは坂本勇人であり、その球を受けていた正捕手が田中将大でした。打順も「1番・ピッチャー坂本」「4番・キャッチャー田中」という、まさにチームの投打の中心として伊丹市内で圧倒的な強さを誇っていました。
小学校時代の坂本は、天性のバネとしなやかな腕の振りから繰り出す快速球を武器にし、すでに同年代では群を抜く球速を誇っていました。一方で田中は、当時からがっしりとした体格でキャッチング技術と強肩に長けており、小学生離れしたパワーでチームの主砲として君臨していました。