坂本九さんと柏木由紀子さんの出会いは1960年代後半に遡ります。少女雑誌のモデルや劇団若草出身の若手女優として注目されていた柏木由紀子さんに、当時すでに『SUKIYAKI』で全米ビルボード1位を獲得し世界的スターとなっていた坂本九さんが一目惚れしたことが交際のきっかけでした。
テレビドラマでの共演などを通じて親交を深め、坂本九さんの情熱的かつ誠実なアプローチが実を結び、1971年12月8日に結婚を発表。東京・港区の霊南坂教会で執り行われた結婚式は、日本中から祝福される華やかなトップスター同士の慶事として大きく報じられました。
結婚後の坂本九ファミリーの家族構成は、夫妻と2人の娘による4人家族でした。
- 長女:大島花子(おおしま はなこ) - 1973年10月7日生まれ。シンガーソングライターとして活動し、父の名曲の歌い継ぎや親子の絆をテーマにした講演活動を全国で展開。
- 次女:舞坂ゆき子(まいさか ゆきこ / 本名・大島寛子) - 1976年11月10日生まれ。宝塚歌劇団雪組の娘役として活躍後、女優、歌手、ドッグセラピストとして多岐にわたり活動。
坂本九さんは家庭を何よりも大切にする父親であり、仕事が多忙を極めるなかでも家族イベントや娘たちの学校行事には欠かさず参加していたと伝えられています。家族4人で囲む食卓や旅行の記録写真は、現在も柏木由紀子さんの著書や展覧会で大切に公開されています。