高校時代の小峠を突き動かしていた最大の原動力は、間違いなく「パンクロック」だった。ザ・ブルーハーツや海外のパンクバンドに強烈な衝撃を受けた彼は、爆音で音楽を聴き、自らもギターを手に取った。
学業をそっちのけで音楽に没頭するあまり、身なりや行動もエスカレート。奇抜なファッションやヘアスタイルで登校しては教師に叱責される毎日を送っていた。しかし、誰になんと言われようと己の「カッコいい」を追求する姿勢は、当時から一貫していた。型に嵌まらない自由な表現への欲求が、後に「コント」という舞台芸術へと昇華されていくことになる。