Q1:ニットをハンガーで干す際、洗濯機の脱水時間は何分がベストですか?
A1:全自動コースの脱水(5〜8分)は長すぎるため、手動設定で「30秒〜1分」に指定するのがベストです。水分が滴らない限界まで素早く脱水し、取り出した後にバスタオルに挟んで余分な水分を吸い取る「タオルドライ」を30秒加えるだけで、ハンガー干し時の下垂負荷が半減します。
Q2:100円ショップの便利グッズで、ニット干しに役立つものはありますか?
A2:ダイソーやセリア等で販売されている「ハンガー用肩パッド(スライド式アーム)」や「厚型ハンガー用アタッチメント」は極めて費用対効果が高いアイテムです。既存のハンガーに装着するだけで肩の接地幅を3〜5cmに拡張でき、肩跡の発生を大幅に緩和できます。
Q3:アクリルやポリエステルなどの化繊ニットも、ウールと同じ干し方で大丈夫ですか?
A3:化学繊維はウールほど重力による極端な伸びは起きにくいものの、一度肩跡や伸びグセがつくと熱可塑性(熱で固まる性質)によってスチームアイロンでも修復が極めて困難になります。化繊ニットこそ、最初から「オバケ干し」を徹底して変形そのものを未然に防ぐ姿勢が不可欠です。