政権交代という地獄を見た麻生氏は、決して表舞台から退場しませんでした。2012年末の第2次安倍政権発足以降、副総理兼財務大臣として8年8ヶ月にわたり政権を支え、史上最長政権の屋台骨となりました。その後も自民党副総裁麻生太郎として党運営の中枢に君臨し続けています。
派閥の政治資金問題を機に自民党のほとんどの派閥が解散・形骸化を余儀なくされた政界において、麻生氏率いる「麻生派(志公会)」は独自の結束力を維持。2026年現在の政局においても、党内最大級の実力集団として総裁選のキャスティングボートを握り続けています。
麻生太郎の現在と政界の影響力は、単なる長老政治家にとどまりません。アメリカの要人や各国指導者との直接パイプを持ち、日米関係の橋渡し役を担うなど、外交安全保障の舞台裏で不可欠な存在として機能しています。麻生太郎最新ニュースとして報じられる一挙手一投足に永田町が揺れるのは、彼が「総理としての栄光と失脚、そして復活」のすべてを身をもって知る唯一無二のフィクサーだからに他なりません。