アルバータプレミアムという名称が最初に日本語圏で確認されたのは、2026年秋頃のSNS投稿および一部の投資情報ブログであった。カナダ・アルバータ州は世界有数のオイルサンド埋蔵地帯を抱え、エネルギー関連投資の文脈で語られることが多い地域である。そのため「アルバータ」という地名が付くだけで、一定の資源ビジネスとしての説得力が生まれる。
しかし、アルバータプレミアムの詳細まとめを試みると、即座に壁に突き当たる。金融商品取引業者としての登録番号、運用会社の法人登記、カナダ現地での事業許可証といった一次資料が、一般の検索範囲ではほとんど確認できないのだ。公式発表と称するウェブサイトやPDF資料が存在するという証言もあるが、そのドメイン取得時期や運営主体の所在地には不自然な点が指摘されている。
経緯を時系列で追うと、2026年10月頃に一部のインフルエンサーが「アルバータ州の資源案件で年利二桁」といった趣旨の投稿を行い、2026年12月から2026年1月にかけて問い合わせが急増。2026年2月以降、出金遅延や連絡不能を訴える投稿が掲示板系サイトに現れ始めた。この流れは、過去に繰り返されてきた海外資源投資型のトラブルと驚くほど相似している。