「アレジオン 朝 夜 どっちがいい」という検索クエリは、花粉症シーズンに毎年急増する。この問いに対する答えは、実はシンプルだ。添付文書が就寝前を推奨している以上、医療機関で処方された場合は就寝前服用が原則となる。しかし、市販薬(アレジオン20やアレジオンLXなど)の場合、添付文書の記載は若干異なる場合がある。
処方薬と市販薬の使い分けについて、都内のアレルギー科クリニックに勤務する薬剤師(40代女性)は次のように語る。「処方薬のアレジオンは20mg錠が基本で、就寝前服用で処方されることがほとんどです。一方、市販のアレジオン20は同じ20mgですが、添付文書では『朝または就寝前に服用』と記載されているケースもあります。ただし、初めて使う場合は就寝前から試すのが無難です。眠気の出方を自分で把握してから、朝服用に切り替えるかどうかを判断するのが安全です」
この証言が示すように、アレジオンの服用タイミングは「絶対的な正解」があるわけではない。重要なのは、自分の体がエピナスチンに対してどの程度の眠気反応を示すかを事前に把握することだ。花粉症の症状が朝に強い場合は、就寝前に服用することで翌朝の症状を抑えられるというメリットもある。実際、起床時のくしゃみや鼻水がひどい人ほど、就寝前服用の恩恵を実感しやすい。