オール・フォー・ワンを語るうえで絶対に外せないのが、平和の象徴であるオールマイト(CV:三宅健太)との因縁の対決です。特にアニメ第3期で描かれた「神野の悪夢」での死闘は、日本のアニメバトル史屈指の完成度を誇ります。
師匠である先代・志村菜奈の面影を侮辱し精神的にも追い詰める大塚明夫の冷徹な挑発と、全身全霊の怒りと使命感を込めて拳を振るう三宅健太の絶叫。スタジオ内が異様な緊張感に包まれたというこのアフレコ現場の熱量は、そのまま映像へと昇華されました。
大塚明夫という巨大な壁に対し、自らの限界を超えた芝居でぶつかり合った三宅健太の熱演。二人の魂の演技対決があったからこそ、オールマイトの放った「ユナイテッド・ステイツ・オブ・スマッシュ」と「次は、君だ」という言葉は、世界中のファンの涙を誘う決定的な名シーンとなりました。