ディップソースとして使い切れずに余らせてしまうのは、あまりにももったいない。このソースの真価は、加熱調理時のマリネ液やグレイズ(照り焼きタレ)として使ったときにこそ発揮される。豚ロース肉やサーモンの切り身に薄く塗り、オーブンやフライパンでじっくり焼き上げると、蜂蜜が美しい焼き色をつけ、マスタードの酵素が肉質をしっとりと柔らかく仕上げてくれる。
さらに、エクストラバージンオリーブオイルで少しのばせば、ケールやロメインレタスなどの苦味のある葉野菜と相性抜群の贅沢な温野菜ドレッシングになる。アボカドや茹で卵を和えてサンドイッチのフィリングにするのも素晴らしい。一瓶作っておくだけで、平日のディナー作りが劇的に豊かになることは間違いない。