入試を突破するための具体的な戦略について触れよう。マンガ・アニメコースの入試では、国語・英語・数学などの学科試験に加え、実技試験が課される。評価の対象となるのは、対象物の形を正確に捉えるデッサン力と、構図の工夫、そしてキャラクターの描き分け能力だ。
合格を手にした受験生たちの傾向を分析すると、共通しているのは「圧倒的な描画量」である。日常的にクロッキー帳を持ち歩き、人物の動態や日常の風景を描き留める習慣が身についている。また、面接時に提示するポートフォリオ(作品集)の精度も重要だ。自分がどのような世界観を表現したいのか、どのような作家に影響を受けたのかを自分の言葉でハッキリと語れるかどうかが、面接官の心を揺さぶる鍵となる。