日々の調理現場において、豚こまステーキが熱烈に支持されているもう一つの理由は「冷めても硬くならない」という点です。大手レシピサイトであるクックパッドのつくれぽ(実際に作ったユーザーの投稿)を分析すると、「お弁当に入れても柔らかいままで子供が完食した」「一枚肉より食べやすい」といった口コミが多数寄せられています。
一般的な一枚肉のステーキは、冷めると筋繊維が収縮して噛み切りにくくなりますが、薄切り肉の集合体である豚こまステーキは、歯切れが良く冷めてもふっくらとした質感をキープできます。忙しい朝のお弁当作りを劇的に楽にするのが、豚こま肉の下味冷凍ストックです。
ジッパー付き保存袋に豚こま肉、酒、醤油、片栗粉、おろし生姜(またはニンニク)を入れてよく揉み込み、空気を抜いて平らに成形した状態で冷凍庫へ入れます。解凍する際は前夜に冷蔵庫へ移すか、レンジの解凍モードを使用。半解凍の状態でそのままフライパンに投入して蒸し焼きにするだけで、味の染み込んだ極上ステーキがわずか10分で完成します。
【プロの結論】おすすめできる人・見送るべき人の特徴
▼豚こまステーキを積極的に選ぶべき人
・毎月の食費を賢く抑えつつ、豪華で満足感のある夕食を作りたい人
・小さな子供や高齢の家族がいて、硬い厚切り肉だと食べにくい家庭
・お弁当のおかずとして、冷めても柔らかい肉料理のレパートリーを増やしたい人
・まとめ買いした豚こま肉を下味冷凍で効率的に使い回したい共働き世帯
▼別の一枚肉や料理を検討したほうがよい人
・赤身牛ステーキ特有の「噛み締めるような肉の弾力」や野性味を求めている人
・成形の手間(ラップでまとめる数分間)すら省いて、そのままフライパンに投入したい人
・豚肉特有の脂の旨味よりも、超低脂質・高タンパク(鶏むね肉等)を最優先するダイエッター