血縁関係こそないものの、プライベートにおいて安藤サクラと江口のりこは、極めて濃厚な人間関係のネットワークで結ばれています。その結節点となっているのが、安藤サクラの夫である実力派俳優・柄本佑の存在です。
江口のりこは1999年、柄本佑の実父である名優・柄本明が主宰する「劇団東京乾電池」の研究生となり、劇団員としてキャリアをスタートさせました。江口にとって柄本明は演劇の師匠そのものであり、夫の佑とは彼が10代前半の中学生だった頃からの気心の知れた旧知の仲です。
その後、2012年に安藤サクラが柄本佑と結婚したことで、江口のりこは「師匠の息子の妻」として安藤と家族同然のコミュニティで深く関わることになりました。トーク番組『A-Studio』やバラエティ番組に江口が出演した際、柄本家とのエピソードとして以下のような趣旨の証言を残しています。
「佑のことは中学生のガキの頃から知ってるから、親戚の弟みたいな感覚。その佑がサクラちゃんと結婚したとき、世間から似てると言われていたこともあって、不思議な縁だなと思った」(過去の番組出演時のコメント要旨)
一方の安藤サクラも、江口に対して女優としての深い敬意を公言しており、現場で顔を合わせる際には「他人とは思えない親近感」を抱いていることを明かしています。世間が面白がる「顔が似ている」という次元を遥かに超えて、同じ演劇的ルーツや家族ぐるみの絆を共有しているからこそ、画面越しにも伝わる阿吽の呼吸が生まれているのです。