東洋占術の代表格である九星気学において、方位の吉凶を判断する際に絶対に使ってはならないとされる方位群を「凶殺(きょうさつ)」と呼びます。そのなかでも「五黄殺(ごおうさつ)」「破壊殺(歳破・月破・日破)」と並び、九星気学の三大凶殺の一角を占めるのが暗剣殺です。
暗剣殺の「暗剣」とは、文字通り「闇夜に紛れて突如として刃物で襲われる」情景を意味します。この方位へ移動したり、この方位のエネルギーを強く受けたりすると、本人の努力や注意深さとは無関係に、外側から一方的にトラブルが降りかかると定義されています。
一般社団法人日本フォーチュントラベル協会などの研究資料によると、暗剣殺の主な特徴として以下の3点が挙げられます。
- 全人類共通の凶方位:個人の生年月日から導く「本命星」に関係なく、その年にその方角へ動くすべての人に等しく凶作用が及ぶ。
- 他動的な災難:もらい事故、詐欺、他人の不始末の連帯保証、理不尽なリストラなど、第三者の悪意や不運に巻き込まれる形で現象化する。
- 突発性とスピード感:予兆がなく、一瞬にして事態が急変・悪化するケースが多い。