近年の近畿大会において、勝敗を分ける最大のキーポイントは「サーブ&ブロック」の精度です。世界基準のバレーボールが高校世代にも急速に浸透しており、かつてのような「オープン攻撃頼み」のバレーは通用しなくなっています。
強豪校はいかに相手のサーブレシーブを崩し、ファーストテンポ(最速の攻撃)を阻止するかに全力を注ぎます。ブレイク(自チームのサーブ時に得点すること)を取るために、ジャンプサーブとジャンプトスサーブを自在に使い分ける戦略が一般化しています。
また、守備側もただボールを受けるだけでなく、アタッカーの癖やセッターの配球パターンをリアルタイムでデータ分析し、ブロックの枚数を瞬時に確定させます。まさにコート上で繰り広げられる「超高速の将棋」とも言える頭脳戦が、高校生たちの間で展開されているのです。