2003年、ミスタードーナツは「ポン・デ・リング」を投入し、日本の製菓業界に「もちもち食感」という金字塔を打ち立てた。あれから20年以上の時を経て、同社が新たに提示した解がこの新たな看板候補だ。開発チームが目指したのは、従来のもちもち感をさらに深化させた、粘りと口どけが同居する新感覚である。
長年培われた生地配合のノウハウをベースにしながらも、従来の枠組みを一度解体。生地に含まれる水分量の限界に挑むことで、噛んだ瞬間に吸い付くような弾力と、舌の上で急速にほどけていく儚さを両立させた。古くからのファンにとっても、この挑戦は新鮮な驚きをもって受け止められている。