豆柴のブームを後押ししたのは、映像メディアとSNSの発信力だ。俳優の佐藤二朗が主演を務めたドラマ『幼獣マメシバ』は、愛くるしい子犬と偏屈な主人公の妙な掛け合いが話題を呼び、一躍その存在を全国区へと押し上げた。続いて公開された映画『柴公園』など、柴犬ファンを唸らせる作品群が街の公園での犬友コミュニティや独特の飼い主あるあるを描き、定着させた。
現在ではその舞台がデジタル空間へと広がっている。Instagramで日常の写真が拡散され、YouTubeでは愛好家による動画が連日何百万回も再生される。さらにNetflix等の世界的配信プラットフォームを通じて映像が海を越えた結果、海外の犬好きの間でも憧れの存在となった。