一見華やかに見えるステージの裏で、第一線で活躍する芸能人たちが背負わされる負荷は年々重さを増している。分刻みのスケジュール管理、個人の私生活にまで及ぶ監視の目、さらにはグループ内での格差や売り上げのプレッシャーなど、若き才能を取り巻く環境は極めて苛烈だ。
多くの芸能プロダクションにおいてメンタルヘルスケア制度の導入が叫ばれて久しいが、実効性のあるサポート体制が構築されているとは言い難い。悩みを打ち明けること自体が「プロ意識の欠如」とみなされる古い体質も根強く残っており、SOSの声を上げられないまま孤独を深めていく構造が今なお放置されている。