SaoriやNakajin、DJ LOVEの結婚、そして子供の誕生は、バンドの生活拠点に大きな転換点をもたらした。結論から言えば、メンバー全員が24時間寝食を共にする「完全な同居生活」自体は、ライフステージの変化に伴い自然な形で移行をみせている。それぞれが自らの家庭やプライベートな空間を確保しつつ、セカオワハウスを制作と交流の主軸として活用するスタイルへとシフトした。
しかし、絆が薄れたわけではない。Fukaseをはじめとするメンバーは今なおこの拠点に深い思い入れを抱いており、楽曲制作の打ち合わせやプレプロダクションの段階になれば、自然とここに集う。生活の拠点が個々の家庭へと分散した後も、セカオワハウスが彼らの「精神的実家」であり続けている点に変わりはない。