Q1:急ぎの連絡で時候の挨拶を省きたい場合はどう書けばいいですか?
A1:頭語に「前略」や「冠省(かんしょう)」を使用します。この場合、時候の挨拶や安否の挨拶を完全に省略してすぐに本題に入ることができます。締めくくりの結語には必ず「草々」または「不一」を配置してください。
Q2:宛名を書く際、「御中」と「様」は一緒に使えますか?
A2:併用はできません。「御中」は組織や部署全体に対する敬称であり、「様」は特定の個人に対する敬称です。「〇〇株式会社 御中 山田様」とするのは誤りで、「〇〇株式会社 営業部 山田太郎 様」のように、個人宛であれば「様」のみを用います。
Q3:縦書きの手紙で数字を書くときは漢数字を使うべきですか?
A3:原則として漢数字(一、二、三、十、百、千)を用います。住所の番地や日付も「一丁目二番地三号」「二〇二六年五月」のように漢数字で表記するのが美しい仕上がりのポイントです。算用数字(1, 2, 3)は横書きの手紙で使用します。
Q4:万年筆やボールペンのインク色は何色が良いですか?
A4:黒または濃いブルーブラックが基本です。薄いインクやカラフルな色、消せるボールペン(フリクション等)は公的な文書や手紙では不適切とされます。毛筆や万年筆が理想的ですが、滑らかに書ける黒の水性ゲルインクボールペンでも問題ありません。