一方で、中国に実家がある方や、現地企業と日常的にやり取りしているビジネスパーソンにとっては、すべての「+86」を着信拒否するわけにはいかないケースもあります。ここでは、正規の通信と詐欺を見分けるための基準と、正しい中国 国際電話 かけ方を整理します。
まず大原則として、公的機関(大使館・総領事館・警察・税関など)が、一般市民に対して自動音声ガイダンスで重要通知を行ったり、金銭の振り込みを電話口で指示したりすることは絶対にありません。この1点だけでも、自動音声の時点で100%詐欺と断定できます。
もし中国国内の知人や取引先に自分から連絡を入れる必要がある場合の正規の発信方法は以下の通りです。
- 携帯電話から発信する場合:「+」を長押し入力 + 「86」 + 「相手先電話番号(先頭の0を除く)」
- 固定電話から発信する場合:「国際電話識別番号(010)」 + 「86」 + 「相手先電話番号(先頭の0を除く)」
相手の番号が北京の市外局番「010」で始まる固定電話であれば、「+86-10-xxxx-xxxx」となります。見覚えのない中国からの着信に対しては、直接その番号に掛け直すのではなく、事前に取り決めた安全なチャットツール(WeChatやメール等)で着信の有無を確認するのが鉄則です。