結論から申し上げますと、松原千明さんはハーフではなく、両親ともに日本人の純日本人です。京都府京都市出身で、本名も芸名と同じ「松原千明」名義で活動していました。それにもかかわらず、なぜこれほどまでにハーフ説が根強く囁かれ続けたのでしょうか。背景を掘り下げると、3つの決定的な理由が浮かび上がってきます。
第1の理由は、若い頃から際立っていた彫りの深いエキゾチックな顔立ちです。1980年代の芸能界において、くっきりとした平行二重の大きな瞳と高くスッと通った鼻筋、引き締まったフェイスラインは非常に先進的であり、「南欧系やアメリカ系の血が入っているのではないか」と多くの視聴者が錯覚するほどのインパクトを与えました。
第2の理由は、長女・すみれさんの放つグローバルな存在感です。石田純一さんとの間に誕生したすみれさんは、抜群のスタイルとエキゾチックなビジュアル、流暢な英語力でハリウッド進出も果たしました。すみれさん自身もハーフに見られることが多く、「娘があれほど国際的な雰囲気なのだから、母親の松原千明さんもハーフに違いない」という連想が定着したのです。
第3の理由は、ハワイ移住後の再婚と家族構成の事実関係にあります。松原千明さんは1997年にハワイへ拠点を移した後、現地の米国人英語教師と再婚し、長男(すみれさんの異父弟にあたる達也さん)を出産しました。長男が実際に「日米のハーフ」であるという事実情報が、メディアの報道を経ていく中で母親である松原さん本人の属性と混同されて伝わってしまった経緯があります。