業務上の連携が必要であるにもかかわらず、相手の表情が険しいために声をかけるのをためらってしまう――こうした職場で話しかけづらい人を克服するには、相手の警戒心を解くコミュニケーションの型を身につけるのが近道です。
まず実践したいのが、威圧感のある上司への接し方における立ち位置の工夫です。正面から真っ直ぐ対峙すると視線がぶつかり、無意識の対立構造が生まれます。報告や相談を行う際は、相手のデスクの斜め45度の位置に立ち、視線を自然に外せる角度を確保するのが鉄則です。また、話しかける冒頭に「〇〇の件で1分だけお時間をいただけますか」と具体的な時間を明示することで、相手の思考を切り替えやすくします。
日頃の顔が怖い人への接し方としては、挨拶や御礼をこちらから率先して爽やかに行うことが最大の防御策になります。相手が仏頂面であっても怯まずにフラットな態度を貫くことで、相手側も「この人は自分を怖がらずに接してくれる」と認識し、次第に柔らかな態度を見せるようになります。