免許更新の風景はここ数年で一変した。警視庁が推進するWeb予約システムの定着に加え、マイナンバーカードと運転免許証の一体化(マイナ免許証)が普及したことで、窓口での書類記入作業は劇的に激減している。
あらかじめオンラインで優良運転者講習を履修済みの受講者は、到着後に館内の専用キオスク端末へカードをかざすだけで受付が完了する。かつて30分以上かかっていた書類チェックと適性検査への移動が、わずか数分で始まるスピード感だ。しかし、システム化が進んだからこそ落とし穴も存在する。スマホ画面のQRコード表示に手間取ったり、暗証番号を失念していたりすると、結局確認窓口へ回されて足止めを食らうケースが後を絶たない。