裏社会情報の中でも読者の視線が集中するのは、やはり山口組・弘道会の動向を中心とした巨大組織のパワーバランスです。分裂劇から長年が経過した現在も、組織間の睨み合いや拠点の移転、新たな統括ポストの新設など、常に水面下の駆け引きが続いています。
特にネット上を駆け巡る指定暴力団の人事速報は、ブロック紙や全国紙の社会面よりも早く拡散されるケースが珍しくありません。若頭補佐の交代や地域ブロック長への就任といった人事は、今後の勢力拡大や対立構図を占う決定打となるため、治安関係者だけでなく一般のウォッチャーも固唾をのんで見守っています。
ただし、こうした速報値には組織内外の思惑が介在するケースも少なくありません。一部の派閥が自らの影響力を誇示するために意図的なリークを行っている可能性も指摘されており、記述内容のすべてを鵜呑みにするのは極めて危険な情勢です。