「バリバリ」という語感は、日本のサブカルチャーやネットカルチャーの中でも強い存在感を放ってきました。
1980年代に大ヒットしたしげの秀一氏のバイクレース漫画『バリバリ伝説』は、タイトルの通りエンジン音の轟きとアグレッシブな走りを象徴する言葉として定着し、当時のバイクブームや若者カルチャーの代名詞となりました。
一方、インターネットスラングとして話題に上るのが「バリバリ財布」という俗称です。これは面ファスナー(マジックテープ)で開閉するナイロン製財布を指し、開く際に「バリバリッ」と大きな音が鳴ることに由来します。
ネット上の掲示板やSNSでは「会計時にバリバリと音が鳴ると気まずい」「大人のデートで使うのは恥ずかしいのか」といった論争が長年繰り広げられてきました。軽量性や耐久性というアウトドア・実用面でのメリットを持ちながらも、静かな飲食店での開閉音というギャップから、定番のネットミームとして親しまれ続けています。