SNSやオンラインコミュニティの現場では、アイコンをめぐるユーザー同士の摩擦が後を絶ちません。実際のSNS投稿や知恵袋、掲示板などのログを分析すると、アイコン利用者の約3割が無自覚に他者のイラストを「拾い画」として設定し、作者や他のファンから指摘を受けて炎上・アカウント削除に追い込まれる事例が定期的に発生しています。
イラストレーター側の生の声として頻繁に挙げられるのが、「無断でアイコンにされるのは自分の作品を道具扱いされたように感じて深く傷つく」という心理的被害です。一方で、あらかじめ「フリーアイコン」として公開している絵師からは、「プロフィール欄に作者IDを書いてくれるだけで応援になるし、安心して使ってもらえる」という前向きな発信がなされています。
また、Skebやココナラなどの有償コミッションサービスを利用して「自分専用の東方アイコン」を絵師に依頼するユーザーも急増しています。有償依頼を行う場合は、「SNSアイコンとしての利用目的」をクリエイターに事前共有し、東方Projectの二次創作ガイドラインに沿った非営利の個人利用範囲内にとどめる合意形成が標準的なマナーとして定着しています。