Q1:クローザーとセットアッパーはどちらがより重要ですか?
A1:現代のプロ野球では「優劣はつけられない」というのが定説です。最終回の重圧を背負うクローザーはもちろん重要ですが、相手チームの中心打線(3・4・5番)と当たる確率が高いのは8回を担うセットアッパーです。セットアッパーが崩れればそもそもクローザーの出番すら訪れないため、チーム内でも最高峰の投手がセットアッパーに配置されます。
Q2:なぜ最近ワンポイントリリーフを見かける機会が減ったのですか?
A2:MLB(メジャーリーグ)において、試合時間短縮と投手交代の過剰な頻発を防ぐため「投手は打者3人と対戦するか、そのイニングを終えるまで交代できない(3-batter minimum rule)」という規則が導入された影響です。日本球界でもイニングをまたいで複数打者を抑えられる総合力の高い投手が優遇される傾向が強まっています。
Q3:リリーフ投手の実力を測る上で、防御率以外に注目すべき指標はありますか?
A3:走者を背負った場面での「奪三振率(K/9)」や、1イニングあたりに出した走者数を示す「WHIP(1.00未満なら超一流)」、さらにピンチで登板した際に前の投手が残した走者をどれだけ生還させなかったかを示す「残塁率(LOB%)」や「IRS(承継走者生還率)」が重要な指標として重視されています。