聖地マリージョアで開催された世界会議(レヴェリー)編において、世界の暗部が一気に浮き彫りとなりました。世界政府の頂点に座る謎の支配者イム様が、花の間で持っていた4枚の写真――モンキー・D・ルフィ、マーシャル・D・ティーチ、ネフェルタリ・ビビ、そしてしらほしです。イム様はしらほしの写真を短剣で無残に突き刺し、明確な抹殺対象(消すべき灯)として定めていました。
なぜイム様はしらほしを狙うのか。それは、古代兵器ポセイドンが世界貴族(天竜人)による支配体制を崩壊させ、レッドラインを含む世界の地理構造そのものを変革するトリガーになるからです。かつて天竜人チャルロス聖がしらほしを奴隷にしようと目論んだ事件もありましたが、イム様にとってしらほしは個人の欲望対象ではなく、「神の支配を脅かす最大の軍事的・思想的脅威」にほかなりません。
さらに事態を悪化させているのが、泥人間ことカリブーの密告動向です。魚人島でロビンとネプチューンの密談を盗み聞きし、「しらほし=古代兵器ポセイドン」の秘密を知ったカリブーは、エッグヘッド編の混乱を経て、黒ひげ海賊団のヴァン・オーガーおよびカタリーナ・デボンと接触を果たしました。カリブーが「あの方」と慕う黒ひげ(ティーチ)へこの機密を手土産として差し出した場合、黒ひげ海賊団による魚人島急襲やしらほしの拉致という最悪のシナリオが現実味を帯びてきます。