トレンドのタッセルボブやミニボブに挑戦したはずが、仕上がりを見て「金太郎カットになってしまった……」とショックを受けるケースは後を絶ちません。切りっぱなしボブの失敗例を分析すると、共通する3つの落とし穴が浮かび上がってきます。
第1の原因は、「前髪の横幅(ワイドバング)の取りすぎ」です。前髪の幅を目尻より外側まで広く取り、かつ一直線に重くカットしてしまうと、顔のフレームが完全に四角く強調され、金太郎特有のシルエットに直結します。
第2の原因は、「ハチ張り・毛量に対する質感調整の不足」です。日本人に多いハチ張り(頭頂部側面の骨の出っ張り)の骨格において、内側の毛量を適切に減らさずに切りっぱなしを作ると、髪が横に広がってヘルメットのような台形シルエットを形成してしまいます。
第3の原因は、「毛先のラインが硬すぎる黒髪ストレート」です。地毛のトーンが暗く、縮毛矯正などで毛先がピンと張った状態でパツンと切ると、動きが失われて完全な「おかっぱ」に見えてしまいます。