ここで改めて、辻上氏のプロフィールと輝かしい歩みを整理してみましょう。
辻上裕章氏は群馬県出身。幼少期から卓越したサッカーセンスを発揮し、名門・早稲田大学へ進学してア式蹴球部で活躍しました。大学卒業後、アメリカのクラブを経て2000年にベガルタ仙台へ加入。左利きのサイドバックやミッドフィールダーとしてプレーし、持ち前の戦術眼とハードワークでチームを牽引しました。
現役引退後の辻上氏の経歴こそ、彼の真骨頂と言えます。英語が堪能な語学力を生かして柏レイソルの通訳や国際業務を務めた後、強化本部で国内外のスカウティングやチーム編成を担当。その後、ベガルタ仙台の運営スタッフや福島ユナイテッドFCの代表取締役副社長・代表取締役社長などを歴任しました。現場の空気感を知る元選手でありながら、冷静な経営戦略を描ける稀有なディレクターとして、サッカー界内外から極めて高い評価を獲得しています。