アートピースとしての美しい佇まいを持ちながら、三浦侑子の作品は徹底して「道具」として設計されている。生活の中で使われてこそ輝く実用性が追求されているのだ。
茶人や愛好家を魅了するガラス茶器
近年、日本茶や中国茶、台湾茶の愛好家の間で三浦侑子の片口や茶碗(茶杯)が熱狂的な支持を集めている。お茶の水色(すいしょく)を邪魔しない透け感と、手に持った際の熱の伝わり方が計算されており、お茶の時間を優雅に演出する。
料理を引き立てる日常の器と銘々皿
サラダや冷製スープ、果物を引き立てる小鉢やプレート類も人気が高い。主張しすぎないくすみカラー(スモーキーグレー、薄緑、乳白色)は、季節の食材が持つ色彩を最大限に美しく引き立たせる。