川崎競輪場を語る上で欠かせない年間最大のビッグイベントが、毎年4月に開催される開設記念競輪「桜花賞(G3)」です。全国からトップクラスのS級S班や精鋭レーサーが集結し、4日間にわたってハイレベルな激戦を繰り広げます。
この桜花賞をはじめ、川崎のビッグレースで中心となるのが地元・神奈川支部を牽引するスーパースター、郡司浩平選手の存在です。卓越したダッシュ力と自在なレース運び、そして強靭な精神力を兼ね備える郡司選手は、ホームバンクである川崎で無類の強さを誇ります。地元ファンの熱烈な声援を背に受ける郡司選手が出走するレースでは、ライン全体が強固な結束を見せ、レースの主導権を完全に掌握するシーンが定番となっています。
過去の払戻金データに目を向けると、桜花賞などの重賞レースや一般戦の最終レースでは、時に数百万円規模の超高額配当が記録されています。3連単で100万円を超える過去最高クラスの払戻金が飛び出す背景には、ラインの分断や落車などのアクシデントだけでなく、有力ライン同士の激しい主導権争い(モガキ合い)による共倒れがあります。展開の激化を想定した「中穴・大穴フォーメーション」の組み立てこそが、川崎の重賞攻略における醍醐味です。